明け方の日高屋で味のないチャーハンを口に運ぶ。鼻詰まりはここまでも食事を退屈にさせるのか。舌が大量の米粒を練る。質の悪い脂が口の中にまとわりつくのを感じ、ようやく手を止める。 またこれだ。特別大きな絶望を伴う訳ではない、憂鬱。
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